青年ライブラリー3月の新刊情報です。
『ファラオの秘密』
白川尚史著
令和6年1月23日初版発行
『シャーロック・ホームズの凱旋』
森見登美彦著
令和6年1月25日初版発行
『ブラックショーマンと覚醒する女たち』
東野圭吾著
令和6年1月24日初版発行
紀元前1300年代後半、古代エジプト。死んでミイラにされた神官のセティは、心臓に欠けがあるため
冥界の審判を受けることができない。欠けた心臓を取り戻すために地上に舞い戻ったが、期限は3日。セティは
自分が死んだ事件の捜査を進めるなかで、やがてもうひとつの大きな事件に直面する。棺に納められた先生のミイラが
密室状態であるピラミッドの玄室から消失したというのだ。これは、唯一神アテン以外の信仰を禁じた先王が葬儀を否定したことを
物語るのか?タイムリミットが刻々と迫るなか、セティはミイラ消失事件の真相に挑む!
2024年第22回「このミステリーがすごい!」大賞受賞作【ファラオの密室】
舞台はヴィクトリア朝京都。ホームズとワトソンは、この摩訶不思議な大迷宮(スランプ)を抜け出せるか。
天から与えられた才能はどこへ消えた?—–
この手記は脱出不可能の迷宮と化した舞台裏からの報告書である。
いつの間にか迷い込んだ舞台裏において、私達はかつて経験したことのない「非探偵小説的な冒険」を強いられることになったわけだが、世の人々がその冒険について
知ることはなかった。スランプに陥ってからというもの、シャーロックホームズは世間的には死んだも同然であり、それはこの私、ジョン・H・ワトソンにしても同様だったからである。
シャーロック・ホームズの沈黙は、ジョン・H・ワトソンの沈黙でもあった。—–(本文より) 【シャーロックホームズの凱旋】
亡き夫から莫大な遺産を相続した女性の前に絶縁したはずの兄が現れ、「あんたは偽物だ」といいだす。
女性は一笑に付すが、一部始終を聞いていた元マジシャンのマスターは驚くべき謎解きを披露する。
果たして嘘をついているのはどちらなのか——。
謎の包まれたバー「トラップハンド」のマスターと、彼の華麗のある魔術によって変貌を遂げていく女性たちの物語
「人が生きていくうえで助けとなるのは、失ったものではなく、手に入れたものです」【ブラックショーマンと覚醒する女たち】
青年センターの二階に図書コーナーを設けており、どなたでも本を読んだり、借りることが出来ます(一階受付で貸出しています)
今話題の図書から、有名作品まで幅広く取り扱っています。お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください!
スタッフ こいけ