青年ライブラリー3月の新刊情報です。
『数学の女王』
伏尾美紀著
令和5年1月25日初版発行
『ハヤブサ消防団』
池井戸潤著
令和4年9月5日初版発行
『あなたはここにいなくとも』
町田そのこ著
令和5年2月20日初版発行
特殊な経歴、忘れたい過去。それこそが事件解決の鍵だった—-
博士号を持つ警察官・沢村依理子は、道警本部の警務部に異動となる。監察官室に目をつけられていた沢村は、報復人事を疑う。
そんな中、新札幌の新設大学で爆破事件が発生し、沢村は突然捜査一課配属となるが、ただし警務部付。この人事の意味とは。
いつまで経っても進展がない爆破事件。公安との駆け引きの中で進めていく捜査。しかも沢村は班長を任されることに。
新天地でまだぎこちない中、新参者の班長に対して心中複雑な班員たちをまとめられるのか。
爆発事件の犯人の目的—それは、女性研究者として博士課程まで進み、アカハラによって恋人を亡くすという沢村だからこそたどり着けるものだった。
【数学の女王】
東京での暮らしに見切りをつけ、亡き父の故郷であるハヤブサ地区に移り住んだミステリ作家の三馬太郎。
地元の人の誘いで居酒屋を訪れた太郎は、消防団に勧誘される。迷った末に入団を決意した太郎だったが、やがてのどかな集落でひそかに進行していた
事件の存在を知る——-。連続放火事件に隠された真実。ミステリ作家VS連続放火犯!のどかな集落を揺るがす戦い。果たしてその真実とは?【ハヤブサ消防団】
祖母が急逝し、葬儀のために親戚が集まる。清陽は祖母に交際相手を紹介できなかったことを悔やむが、原因はその親族にあって・・・。「おつやのよつ」
美鈴は不倫相手から栗の渋皮煮を作ってほしいと頼まれるが、そもそも食べたいと言っているのは、彼の妻だった。日曜日、ひたすら栗を煮詰めていると・・・。「くろい穴」
ままならない人間関係、避けられない別れ—もつれた心を解きほぐし、本当の自分を取り戻すための、5つのやさしいレシピ【あなたはここにいなくとも】
青年ライブラリーでは本屋大賞受賞作品・『このミステリーがすごい!』受賞作品・芥川賞、直木賞受賞作品・話題の新作なども数多く取り揃えています!センターの二階に青年ライブラリーコーナーがあり、どなたでも利用可能です!!
図書の貸出も行っていますので、是非お立ち寄りください!
スタッフ くらはし