青年ライブラリー12月の新刊情報です。
『架空犯』
東野圭吾著
令和6年11月1日初版発行
『婚活マエストロ』
宮島末奈著
令和6年10月30日初版発行
『ドヴォルザークに染まること』
町田その子著
令和6年11月30日初版発行
誰にでも青春があった。被害者にも犯人にも、そして刑事にもーーーー。
燃え落ちた屋敷から見つかったのは、都議会議員と元女優夫婦の遺体だった。
華やかな人生を送ってきた2人に何が起きたのか。【架空犯】
40歳のこたつ記事ライター・猪名川健人は、婚活事業を含む「ドリーム・ハピネス・プランニング」の紹介記事を引き受ける。
安っぽいホームページ、雑居ビルの小さな事務所・・・手作り感にあふれる地味なパーティーに現れたのは、生真面目に
マイクを握るスーツ姿の美女・鏡原奈緒子。彼女は脅威のカップル成立率を誇る伝説の司会者<婚活マエストロ>だという。
その見事な進行で、参加者は完全に鏡原の掌の上。シニア向け婚活パーティから、琵琶湖に向かう婚活バスツアーまで
いつだってマエストロは絶好調だ。気付けば事業を手伝うことになった猪名川だが、鏡原への謎は深まるばかりで・・・【結婚マエストロ】
小学生のとき、担任の先生と町の外からやって来た男が駆け落ちしたのを忘れられない主婦。東京でバツイチ子持ちの
恋人との関係に寂しさを覚える看護師。認知症の義母に夫とのセックスレスの悩みを打ち明ける管理栄養士。父と
離婚した母が迎えに来て、まもなく転校することになる小6の女の子。発達障害のある娘を1人で育てるシングルマザー。
小さな町で、それぞれの人生を自分らしく懸命に生きる女性たちを描いた感動作。【ドヴォルザークに染まるころ】
スタッフ こいけ