青年ライブラリー2月の新刊情報です。
【東京都同情塔】
九段理江著
令和6年1月15日初版発行
【ともぐい】
河﨑秋子著
令和5年11月20日初版発行
【八月の御所グラウンド】
万城目学著
令和5年8月10日初版発行
ザハの国立競技場が完成し、寛容論が浸透したもう一つの日本で、新しい刑務所課「シンパシータワートーキョー」が建てられることに。
犯罪者に寛容になれない建築家・牧名は、仕事と信条の乖離に苦悩しながら、パワフルに未来を追求する。ゆるふわな言葉と実のない正義の関係性を豊かなフロウで暴く、生成AI時代の預言の書。
ここは、かわいそうな人にドージョーをギブするためだけのタワーじゃない。何か不都合な事実が別にあるはずだ。第170回芥川受賞!【東京同情塔】
明治後期、人里離れた山中で犬を相棒に一人狩猟をして生きていた熊爪は、ある日、血痕を辿った先で負傷した男を見つける。
男は、冬眠していない熊「穴持たず」を追っていたと言うが・・・。
人と獣の業と悲哀を織り交ぜた、理屈なき命の応酬の果ては—- 第170回直木賞受賞!【ともぐい】
京都が生んだ、やさしい奇跡。ホルモー・シリーズ以来16年ぶり。京都×青春感動作
女子全国高校駅伝—都大路にピンチランナーとして挑む、絶望的に方向音痴な女子高校生。
謎の草野球大会---借金のカタに、早朝の御所G(グラウンド)でたはひで杯に参加する羽目になった大学生。
京都で起きる、幻のような出会いが生んだドラマとは—-。じんわり優しく、少し切ない人生の,愛しく、ほろ苦い味わいを綴る傑作2篇。
第170回 直木賞受賞!【八月の御所グラウンド】
青年ライブラリーはどなたでも利用可能です。センターの2階にコーナーを設けており、貸出も行っています(^^)
ぜひお立ち寄りください!
スタッフ こいけ