青年ライブラリー8月の新刊情報です。
『夜に星を放つ』
窪 美澄著
令和4年5月30日初版発行
『おいしいごはんが食べられますように』
高瀬 準子著
令和4年3月24日初版発行
婚活アプリで出会った恋人と、このまま関係が続くと思っていたが・・・[真夜中のアボカド] 16歳になった真は田舎のばあちゃん家で幼馴染の朝日と夏休みを過ごす。[銀色紙のアンタレス] 交通事故で亡くなった母親の幽霊と、奇妙な同居生活が始まった。[真珠星のスピカ]離婚した妻と娘はアメリカに渡った。傷心の沢渡はシングルマザーと出会い・・・[湿りの海] 弟が生まれたというのに、「僕」は新しいお母さんのことをまだ「渚さん」としか呼べていない。[星の随に]
第167回直木賞受賞!かけがえのない人間関係を失い傷ついた者たちが、再び誰かと心を通わせることができるのかを問いかける短編集【夜に星を放つ】
「二谷さん、わたしと一緒に、芦川さんにいじわるしませんか」
心をざわつかせる、仕事+食べ物+恋愛小説
職場でそこそこうまくやっている二谷と、皆が守りたくなる存在で料理
上手な芦川と、仕事が出来てがんばり屋の押尾。ままならない微妙な人間関係を「食べること」を通して描く傑作。
第167回芥川賞受賞!【おいしいごはんが食べられますように】
是非ご一読を!
スタッフ くらはし