明日から函館美術館にて、【生誕120年記念 田辺三重松展】が開催されます!
田辺三重松をご存知の方は多いのではないでしょうか?
函館出身の田辺三重松は、生涯にわたって北海道の風景を描き続けた画家です。
力強いタッチと鮮やかな色づかい、大胆な構図で、北海道のスケールの大きな自然を描きました。
私がはじめて田辺三重松の絵を観たのは、北海道に来てまだ数か月のときです。
その時は、ビビットな色の絵だなぁという印象しか残っていませんでした。
しかし、北海道に住み始め、道内をめぐり、北海道でしか感じることのできない
自然の大きさと厳しさを体感するようになると、田辺三重松の絵の印象が大きく変わりました。
田辺三重松の絵には雄大な自然が溢れていて、私の中の北海道のイメージをぴったり重なりました。
一見、「こんな色の山なんてないだろう」と思っても、実際にそう見えることもあったり、
そう描いたことで自然の持つ大きな力などが表現されていると思います。
いろんなことを知ってから絵を観ると、また違った見え方ができるんだなと思いました。
みなさんの中の北海道の風景を、田辺三重松の絵を重ね合わせてみると、どう感じるでしょうか?
ぜひ、函館美術館に足を運んでみてください♪
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【生誕120年記念 田辺三重松展】
2017年 10/4(水)~10/27(金)
場所*函館美術館
開館時間*9:30~17:00(入場は16:30まで)
休館日*月曜日(10/9(祝)は開館)、10/10(火)
観覧料*一般510(410)円 高大生300(200)円
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スタッフ なかむら