8月17日(土)、青年センターにおいて
「キッチンサイエンス~カラーマジックケーキ」を開催しました!
はこだて国際科学祭2019のイベントのひとつで青年センター主催で実施しています。
教えてくださるのはNPO法人くらしとバイオプラザ21の佐々義子先生です。
台風で飛行機の運航が危ぶまれる中、はるばる東京からいらしてくれました。
そして、ティーチングアシスタントとして公立はこだて未来大学の学生3名が各テーブルをサポートしてくれました。
科学の力で作るカラフルなケーキ、一体どうやって作っていくのでしょうか!?
まずは、マーガリンに砂糖を入れて混ぜます。
すると色が白色に、そしてジャリジャリした音がなくなっていきます。
こういった変化にも注目しながら進めていきました。
それから卵を割り入れて混ぜました。
卵を割るのが初めてというお子様も上手にできていました。
生地を3分の1取り分けます。
これで1色が完成!
残りの生地にブルーベリージャムを加えます。
ジャム自体は紫色ですが、混ぜ込んでいくと、、、
例えるのが難しい色に変わりました!
(あえて言うならカニ味噌でしょうか)
さらにこの生地を半分に分けて、片方にレモン汁を入れると、、、
ピンク色になりました!
これはブルーベリーに含まれるアントシアニンが酸性になると赤、アルカリ性になると青に変わるという原理を利用しています。
できた3色をカップに入れます。
上手にできました。これをオーブンへ。
焼き上がりを待ちます。
ただ待っているだけでなくその間に先ほどの原理を確かめる実験をしました。
アントシアニン水溶液に身の周りにあるものを入れて酸性、アルカリ性の性質を確かめます。
重曹、レモン汁、化粧水、粉石けんを入れました。
すると、、、
綺麗に色が分かれました!
リトマス試験紙で酸性のアルカリ性どちらなのかを、ユニバーサル試験紙でその度合い(pH)を調べました。
そして、実験結果をまとめます。
立派な自由研究にもなりますね。
最後はお待ちかねの試食タイム!
すぐに食べるのではなく、断面を観察したり、色によって味に違いがあるかといったところを気にしながら試食しました。
今回も申込からすぐに満席になったキッチンサイエンス。
いつもたくさんの方にご参加いただけることをうれしく思います。
そして、佐々先生、ティーチングアシスタントの皆様、ありがとうございました。
また来年お待ちしています!
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センター長 いけだ