小学校はもうすぐ夏休みですね。
みなさん楽しみにしていることでしょうね。
さて、夏休みと言えば自由研究があります。
青年センターでは自由研究を先取りした科学教室を7月21日(土)に開催しました。
ちかこ先生の科学で楽しく自由研究♪
ストローパンパイプとレインスティックをつくろう!
です。
はこだて国際科学祭2018のプレイベントとのコラボレーション企画です!
教えてくださったのは、サイエンス・サポート函館 科学楽しみ隊のメンバーの方々で、メイン講師は井上千加子先生です。。
参加して下さった方は小学生と保護者16組30名です。
今回も定員いっぱいでの開催となりました。
まずは、レインスティックを作ります。
レインスティックは、かれたサボテンにサボテンの針をさし、中に入れた小石がその針に当たりながら落ちて雨のような音がなる楽器です。長年、雨ごいの儀式に使われてきたとのことです。
もちろん本物のサボテンは使えないので、紙製の筒を使用します。
また、針の代わりに爪楊枝を使用します。
あらかじめ開けておいた穴に爪楊枝を奥まで刺し、飛び出た部分をニッパーで切り落とします。かなり地道な作業ですが、親子での共同作業で最後まで頑張っていました。
切り口に木工用ボンドをつけ、好きな柄のマスキングテープを巻いていきます。
これで針の代用である爪楊枝の固定ができました。
筒の両端に栓をしてマスキングテープで留めたら・・・
(小石の代わりにビーズが入っています)
レインスティックの完成です!
雨音に似た音が部屋中に響きます。
暑い部屋が心なしか涼しく感じられました。
次に作ったのは、ストローパンパイプです。
パンパイプとは、木管楽器の一種で、一端が閉じられた長さ・太さの異なる数本の管を、開端をそろえて長さの順にいかだのように束ねて作られた縦笛のことをいいます。
今回は木ではなく、身近にあるストローで仕組みを学びながら作りました!
まずは、同じ太さの物だと長さによって音が異なることを体感します。
耳に当てて音を聴くだけでも違いがわかるそうです。
作るうえで必要なストローを選びます。
どんな色をどういう風に並べようかとたくさん想像しているのでしょうね。
こどもが何かを選ぶ時の目がキラキラしていて好きです。
ストローを選んでいる間は、ストローの片側を閉じる栓を保護者の方が作っていました。
ドレミファソラシドの音が出せるよう決まった長さでハサミで切って栓をし、テープで留めます。
吹きやすいようそれぞれの音階の間にダミーのストローを入れて、いかだ状にテープで固定すればできあがり!
オリジナルのストローパンパイプの完成です!
最後に、世界一投げやりな楽器バンジーチャイムの実験と演奏です。
バンジーチャイムは、長さの異なるパイプを次々に落としていって、曲を奏でる楽器です。
まずは先生がお手本を見せてくれました。
曲は「星に願いを」でした。
今度はこどもたちみんなで並んで順番に落として演奏しました!
上手にできて盛り上がりましたよ♪
参加者の皆様、暑い中お疲れ様でした。
科学の楽しさを感じて頂けていたら幸いです。
自由研究はこれでバッチリですね♪
これから暑い日が続きそうです。
体調に気を付けて楽しい夏休みにしてくださいね。
そして、ちかこ先生、科学楽しみ隊の皆様、いつも科学の魅力を楽しく教えてくださりありがとうございます。
気が早いですが、冬休みもよろしくお願いします!
センター長 いけだ