青年ライブラリー5月の新刊情報です。
「カフネ」
阿部 暁子著
令和6年5月20日初版発行
「アルプス席の母」
早見 和真著
令和6年3月20日初版発行
野宮薫子は急死した弟の遺志に従い、彼の元恋人・小野寺せつなと会うことになる。無愛想な
せつなに憤る薫子だったが、その場で倒れかけた薫子にかけられたのは「食事はちゃんと摂れていますか」という
想像もしなかった言葉だった。実は離婚をきっかけに荒んだ生活を送っていた薫子。せつなに振る舞われた久しぶりの
温かな料理に身体がほぐれていく。そんな薫子にせつなは家事代行サービス「カフネ」の仕事を手伝わないかと提案するのだった。
食べることは生きること。二人の「家事代行」が出会う人びとの暮らしを整え、そして心を救っていく。
2025年本屋大賞受賞作品【カフネ】
まったく新しい高校野球小説が、開幕する。
秋山菜々子は、神奈川で看護師をしながら一人息子の航太郎を育てていた。湘南のシニアリーグで活躍する航太郎には関東一円からスカウトが来ていたが、選び取ったのはとある
大阪の新興校だった。声のかからなかった甲子園常連校を倒すことを夢見て。息子とともに、菜々子もまた大阪に拠点を移すことを決意する。
不慣れな土地での暮らし、厳しい父母会の掟、激痩せしていく息子。果たしてふたりの夢は叶うのか!?【アルプス席の母】
青年センター2階の談話室に青年ライブラリー(図書コーナー)を設けています。貸出も行っていますので是非ご利用ください。
スタッフこいけ