青年ライブラリー4月の新刊情報です。
「月とアマリリス」
町田そのこ著
令和7年3月4日初版発行
「恋とか愛とかやさしさなら」
一穂ミチ著
令和6年11月4日初版発行
「僕たちの青春はちょっとだけ特別」
雨井湖音著
令和6年12月13日初版発行
北九州市の高蔵山で一部が白骨化した遺体が発見された。地元のタウン誌でライターとして働く飯塚みちるは、元上司で週刊誌編集者の堂本宗次郎の連絡でそのニュースを知る。遺体と一緒に花束らしきものが埋めれられており、死因は不明だが大きな外傷はなかった。警察は、遺体を埋葬するお金のない者が埋めたのではないかと考えているという。遺体の着衣のポケットの中には、メモが入っていた。部分的に読めるその紙には『ありがとう、ごめんね。みちる』と書かれていた。遺体の背景を追って記事にできないかという宗次郎の依頼を、みちるは断る。みちるには、ある事件の記事を書いたことがきっかけで、週刊誌の記者を辞めた過去があった。自分と同じ「みちる」という名前、中学生のころから憧れ、頑張り続けた記者の仕事。すべてから逃げたままの自分でいいのか。みちるは、この事件を追うことを決めた【月とアマリリス】
プロポーズの翌日、恋人が盗撮で捕まった。
カメラマンの新夏は啓久と交際5年。東京駅の前でプロポーズしてくれた翌日、啓久が通勤中に女子高生を盗撮したことで、ふたりの関係は一変する。「二度としない」と誓う啓久とやり直せるか、葛藤する新夏。啓久が出来心で犯した罪は周囲の人々を巻き込み、思わぬ波紋を巻き起こしていく。
信じるとは、許すとは、愛するとは。【恋とか愛とかやさしさなら】
高等支援学校に入学した15歳の青崎架月は、初めてできた友人たちと学校生活の中で出会った三つの謎に挑む。彼らの日常と謎解きが静かな感動を呼ぶ、連作学園ミステリ。【僕たちの青春はちょっとだけ特別】
青年センター2階の談話室に青年ライブラリー(図書コーナー)を設けています。貸出も行っていますので是非ご利用ください。
スタッフこいけ