青年ライブラリー7月の新刊情報です。
『首木の民』
誉田哲也著
令和6年6月22日初版発行
『令和元年の人生ゲーム』
麻布競馬場著
令和6年2月25日初版発行
『クスノキの女神』
東野圭吾著
令和6年6月5日初版発行
大学の客員教授、久和が窃盗と公務執行妨害の容疑で逮捕された。運転する車の中から、血の付いた他人の財布が発見されたのだ。
久和は内閣府が設置する経済財政諮問会議に出席したこともある経済政策通だが、警視庁志村署の佐久間に対し「公務員を信用していな
い」と言い、取り調べは進まなかった。一方財布の持ち主を捜していた志村署の中田は、フリーライターの菊地に行き着く。
菊地は交通事故を探っていたが、その事故にはある組織の人物が絡んでいた。その後の捜査で、徐々に明らかになる人間関係。
それらを辿っていくと、ひとつの大きな「企み」が・・・。【首木の民】
まだ人生に本気になっているんですか?
慶応の意識高い系ビジコンサークル。働き方改革中のキラキラメガベンチャー。
正義に満ちたZ世代シェアハウス。クラフトビールが売りのコミュニティ型銭湯。
”意識の高い”若者たちのなかにいて、ひとり「何もしない」沼田くん。彼はなぜ、22歳にして窓際族を決め込んでいるのか?
新社会人になるころには自分の可能性を知りすぎてしまった令和日本の「賢すぎる」若者たち。
そんな「Z世代のリアル」を、詳らかにした一冊。第171回直木賞候補作【令和元年の人生ゲーム】
神社に詩集を置かせてくれと頼んできた女子高生の佑紀奈には、玲斗だけが知る重大な秘密があった。
一方認知症カフェで、玲斗が出会った記憶障害のある少年・元哉は、佑紀奈の詩集を見てインスピレーションを感じる。
玲斗が二人を出合せたところ、瞬く間に意気投合し、思いがけないプランが立ち上がる。
不思議な力を持つクスノキと、その番人の元を訪れる人々が織りなす物語。【クスノキの女神】
青年センターの2階に図書コーナーを設けており、どなたでも本を読んだり、借りることが出来ます(1階受付で貸出しています)
今話題の図書から、有名作品まで幅広く取り扱っています。お近くにお越しの際は、是非お立ち寄りください!
スタッフ こいけ