青年ライブラリー12月の新刊情報です。
「なれのはて」
加藤シゲアキ著
令和5年10月23日初版発行
「君が手にするはずだった黄金について」
小川哲著
令和5年10月20日初版発行
「夜明けのはざま」
町田そのこ
令和5年11月6日初版発行
芸術が招いた悲劇。暴走した正義。取返しのつかない後悔。
ある事件をきっかけに報道局からイベント事業部に異動することになったテレビ局・守谷京斗は、異動先で出会った
吾陸李久美から、祖母の遺品である不思議な絵を使って「たった一枚の展示会」を企画したいと相を受ける。しかし、絵の裏には
「ISAMU INOMATA」と著名があるだけで画家の素性は一切わからない。2人が謎の画家の正体を探り始めると、秋田のある一族が
暗い水の中に沈めた業に繋がっていた———。「死んだら、なにかの熱になれる。すべての生き物のなれのはてだ」
【なれのはて】
地方都市の寂れた町にある葬儀社「芥子実庵」。仕事のやりがいと結婚の間で揺れる中、親友の自死の知らせを受けた
葬祭ディレクター、元夫の恋人の葬儀を手伝うことになった花屋、世界で一番会いたくなかった男に再開した葬儀社の新人社員
夫との関係に悩む中、元恋人の訃報を受け取った夫婦・・・死を見つめることで、自分らしく生きことへの葛藤と決意を力強く描き出す、本屋大賞受賞作家、
新たな代表作!【夜明けのはざま】
片桐は高校の同級生。負けず嫌いで口だけ達者、東大に行って起業すると豪語していたが、どこか地元の私大で怪しい情報商材を売りつけて
いたらしい。それが今や80億円を運用して六本木のタワマンに暮らす有名投資家。ある日、片桐の有料ブログは突然炎上しはじめ、そんな中で
僕は寿司屋に誘われる・・・。今最も注目を集める直木賞受賞作家が成功と承認を渇望する人々の虚実を描く 【君が手にするはずだった黄金について】
青年ライブラリーはどなたでも利用可能です。センターの2階にコーナーを設けており、貸出も行っています(^^)
ぜひお立ち寄りください!
スタッフ こいけ