青年ライブラリ―10月の新刊情報です。
『あなたが誰かを殺した』
東野圭吾著
令和5年9月21日初版発行
『777』
伊坂幸太郎著
令和5年9月21日初版発行
『くもをさがす』
西加奈子著
令和5年4月30日初版発行
8月の別荘地。様々な家族が夏を過ごすためにやってくる。
総合病院を経営する夫婦と我が儘な一人娘、その婚約者。大企業の会長とやり手の妻とその部下家族。
経営者の妻と公認会計士の夫のパワーカップルと、中学生の娘。別荘地に移り住んだ未亡人,その姪夫婦。
そして、いまは空き家になっている別荘。彼らには、毎年恒例の行事があった。それは優雅なバーベキュー・パーティー。
いつも通り開催されたその催しが、思いがけない悲劇の幕開けとなる。事件に巻き込まれた家族たちは、真相を自分たちの手で解き明かそうとする。
そこに現れたのは、長期休暇中の刑事・加賀恭一郎。私たちを待ち受けていたのは、想像もしない運命だった。【あなたが誰かを殺した】
そのホテルを訪れたのは、逃走中の不幸な彼女と、とびきり不運な殺し屋。そして——–
やることなすことツキに見放されている殺し屋・七尾。通称「天道虫」と呼ばれる彼が請け負ったのは、超高級ホテルの
一室にプレゼントを届けるという「簡単かつ安全な仕事」のはずだった——。
時を同じくして、そのホテルには驚異的な記憶力を備えた女性・紙野結花が身を潜めていた。
彼女を狙って、非合法な裏の仕事を生業にする人間たちが集まってくる・・・。
そのホテルには、物騒な奴らが群れをなす!【777】
カナダで、がんになった。
あなたに、これを読んでほしいと思った。
私は闘病、という言葉を使うのをやめていた。「病気をやっつける」という言い方もしなかった。
これはあくまで治療だ。闘いではない。たまたま生まれて、生きようとしているがんが、私の右胸にある。
それが事実で、それだけだ。
西加奈子初のノンフィクション【くもをさがす】
青年ライブラリーはどなたでも利用可能です。センターの2階にコーナーを設けており、貸出も行っています(^^)
ぜひお立ち寄りください!
スタッフ こいけ