7月22日(土)に青年センターにおいて
「ちかこ先生の科学で楽しく自由研究♪カメラオブスクラと望遠鏡づくり」
を開催しました!
受付開始からわずか10分で定員になった人気講座です。
今回も暑い中、16名の小学生とその保護者の方々にご参加いただきました。
そして、講師はサイエンス・サポート函館 科学楽しみ隊の井上千加子先生です。
他のメンバーの方々が各テーブルをサポートしてくれました。
カメラ・オブスクラは、ラテン語で「暗い部屋」という意味とのこと。
原理はピンホールカメラと同じで、光をより集めるために凸レンズを使います。
最初からカメラ・オブスクラを作るのではなく、まずはその原型とも言えるピンホールカメラを作り、仕組みを学んでいきます。
まずはピンホールカメラを作り、スクリーンにどのような像が写るか観察します。バスカードをピンホール替わりにしました。
像が写るスクリーンを貼りつけます。共同作業で頑張りました!
覗いているこどもたちの目には上下左右逆さまの像が写っているはずです。
次に作ったピンホールカメラをカメラオブスクラに変形していきます。
ピンホールを外し、凸レンズの虫めがねを代わりに貼りつけます。
そしてまた観察します。
ここで「おーっ」という歓声。
こどもたちの目にはより鮮明な上下左右逆さまな像が見えていることでしょうね。
最後に望遠鏡づくりです。
今回作るのは、対物レンズに凸レンズ、接眼レンズに凹レンズを使ったガリレオ式望遠鏡です。
蓋の内側を黒く塗ったあと、対物レンズとなる老眼鏡の凸レンズを貼りつけます。
対物レンズ、接眼レンズの鏡筒ができたら、「対物レンズの鏡筒」に「接眼レンズ」の鏡筒をはめれば、ガリレオ式望遠鏡の完成!
外や室内を見て楽しんでくれています。
みなさんの目にはどんな景色が見えているのでしょうか。
とにかく喜んでくれている姿に満足です。
科学がより好きになるきっかけとなれば幸いです。
皆さん良い自由研究の作品になりましたか?
受講者のみなさま、ちかこ先生をはじめ御協力いただいた科学楽しみ隊のみなさま、ありがとうございました!
最後に集合写真。
また、冬休みにお願いします!
センター長 いけだ