初笑い寄席、大盛況!

1月13日(月・祝)に毎年恒例の落語会
『新春!夢の初笑い寄席』
を開催しました!
2年前までは「初笑い!夢助落語会」として行なっていましたが、残念ながらその年の3月に中心となってやってくださっていた東家夢助さんがお亡くなりになってしまいました。
そこで昨年は「初笑い!新春落語会」というタイトルで実施しました。
その際に夢助さんのお弟子さんから「夢」の字を入れてはどうかと勧めていただき、今回から『新春!夢の初笑い寄席」というタイトルに変更しました。
色々な思いがこもったネーミングです。
これから皆様により親しんで、そして楽しんでもらえるイベントになるよう主催者側として努めていきたいと思います。
今回の4名の方にご出演いただきました!


トップバッターは櫻家散散さん。
演目は「夢の酒」。
「夢」の字が入っているのが嬉しいですね。
若旦那の夢に絶世の美女が出てきたことに嫉妬する妻(お花)が大旦那にその夢に入ってその女に小言を言うように頼みます。
実際に夢に入ったところ意見をする前にお酒を進められます。お燗酒が好きなためお湯が沸くのを待っていますがそれまで冷酒を進められるもののやはりお燗の方がいいと待っている間にお花に起こされます。
惜しいことをしたという大旦那にお花は意見をする前に起こしてしまったのかと思ったが、「冷でもよかった」という酒を飲めばよかったと後悔するというお話。
酒好きは夢の中でも酒好きなんですね。
私もそうかもしれません。。。

二番目は二杯亭小酔楽さん。
演目は現代落語の「宿題」。
塾の宿題(算数の文章題)を聞いてくる息子に対し、応えられず問題にいちゃもんをつける父ですが、会社にいる高学歴だが仕事ができない新入社員に宿題のことを話すと即答で正解を出します。そして説明も完璧で理解できた父はほっとして家に帰るとまた別の宿題のことを聞かれます。
こんなことが続いたおり、こんな問題を出す塾がおかしいと怒鳴り込みに行きますが、「もう難しい問題は出しません。お父さんの実力がわかりましたから。」と言われてしまうお話。
小学生の息子がいる私はつい自分に投影してしまいますね。
大笑いしてしまいました。

三番目は東家喜夢知さん。
演目は「金明竹(きんめいちく)」。
骨董屋(古美術店)を舞台とした滑稽噺。店のこどもと客のおかしなやり取りを描いた前半部および、こどもと店主の妻が上方者の難解な言葉に振り回される後半部の二部構成となっています。
やることがちぐはぐなこども、上方者の強烈な訛りに右往左往する店主の妻、その内容を旦那に伝えるときのしどろもどろ加減が最高に面白かったです。
仕事を忘れて笑ってしまいました。

トリは講談の荒到夢形さん。
演目は「春重出世富札(はるかさねしゅっせのとみふだ)」。
店の集金一両二分をすり取られた丁稚に遭遇した武士の半次郎がお金を融通してあげます。
決して裕福ではない半次郎はこれでは正月も越せないと思いながら富札(今で言う宝くじ)を買うのですが、これがなんと一等!
しかし大喜びする半次郎を諫める妻。大金を手にして心が親の心が緩めばこどものためによくない、と。
思い直した半次郎はその場で富札を焼き捨て・・・。
実は半次郎が一等を当てていたことは知られていて、大金を受け取らない半次郎の姿勢が評価され豪華な振る舞いを受けることになったというお話でした。
子を持つ親としてはとても考えさせられる内容でした。

今回は約80名の方にご来場いただきました。
天気も味方をしてくれたのか満席となりました。
出演者の皆様、ご来場いただいた皆様、ありがとうございました!
来年も楽しみにしてくださいね♪

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センター長 いけだ