曇り空と雪に覆われて初日の出を拝めなかった元旦。
でも、日中は少し穏やかになりましたね。
そんな中、十字街の北海道坂本龍馬記念館に行ってきました。
同記念館では元旦の今日、坂本龍馬の胸像の除幕式が行われたのです。
胸像を見たい方は続きをどうぞ。青年センターの今年の新たな取り組みの予告もあり・・・?
除幕に先立ってあいさつするのは、館長の三輪貞治さん。
「龍馬は貧乏で、当時は無名でした。
貧乏でしたが、抜群の交渉術で私利私欲なく大きなお金を動かしました。
単なる住所不定無職の浪人でしたが、自分の足で歩いて人を訪ね、有言実行を貫きました」
と、龍馬の身近な側面と偉人としての面を紹介。
続いて、来賓の方々によって除幕。
除幕に参加されたのは、
池田敏春・市観光コンベンション部ブランド推進課長
丸藤 競・市地域交流まちづくりセンター長
若山 直・十字街商盛会理事長
の皆さん。
像は台座を含めて190cm(本体は70cm)。
作者は旭川在住の作家・新田 豊氏。
像のモデルになっているのはよく知られた立ち姿の写真ではなく、
慶応3年に福井で撮影されたとされている写真(東京龍馬会所蔵)。
暗殺される直前のものとされています。
「ほほもこけていて、日本のために走り回っている様を思わせるが、
キリッと前を向いているまなざしが龍馬らしさを感じさせます」(三輪館長)
あらためて像を鑑賞する丸藤センター長。
青年センターの指定管理を行う函館市青年サークル協議会の理事長でもあります。
「スーツ姿がレアですね」と声を掛けたら、「(スーツを着るのは)今年はこれが最初で最後かな」。
今年は大河ドラマで注目が集まっている坂本龍馬。
既存の枠組みにとらわれない発想と、人と人とを結び付けて何かを行うという手法は
そのまままちづくりに当てはまります。
北海道坂本龍馬記念館では館がオープンする以前、「龍馬塾」の名で
様々な青少年育成活動に取り組んでおられました。
ここはひとつ、今年は青年センターと北海道坂本龍馬記念館とが同盟を組んで
青少年に向けた企画を実施しよう!と考えています。
どんな企画が出るかは今後のお楽しみ!
センター長 佐々木やすひろ
※ちなみにこの記事のタイトルは土佐弁で「わしの像ができたよ」という意味でした。